FWではないがシュート精度はハーランド並み 30試合で26点に関与するライプツィヒMFにプレミアクラブが熱視線

ライプツィヒで得点を量産しているエンクンク photo/Getty Images

若く優秀なアタッカーだ

ブンデスリーガでは今季も相変わらず、王者バイエルン・ミュンヘンが首位を独走している。11-12シーズンにボルシア・ドルトムントがリーグを制して以来、常にバイエルンがタイトルを獲得しており、今シーズンも盤石だ。

意外だったのはライプツィヒの不調だ。監督、複数名の主力引き抜きと彼らに起こった事象を考えればこの成績不振も予想できたのかも知れないが、21試合消化して7位と、昨季のリーグ2位のチームが苦戦を強いられている。しかし3位のレヴァークーゼンまで勝ち点が7ポイント差と致命傷とはなっておらず、ここからの逆転に期待したい。

そんなライプツィヒだが、チームの不調とは関係なしに大車輪の活躍を見せている選手がいる。MFクリストファー・エンクンクだ。

フランスの名門パリ・サンジェルマンでプレイするも継続して出場機会を得られず、2019年にドイツにやってきたエンクンク。初年度から13アシストを記録するなど、早くも才能の片鱗は見せており、今季はリーグ戦21試合で10ゴール7アシストと素晴らしい数字を残している。CLやDFBポカールも合わせれば30試合で18ゴール8アシストであり、今季は得点力が覚醒している。データでもそれは表れており、総シュート数51本のうち約半分の25本を枠内に飛ばしている。枠内シュート数約5割は58本打って27本枠に飛ばしているボルシア・ドルトムントのアーリング・ハーランドと並ぶ精度であり、彼の好調を支えている要因の一つだろう。

彼の武器はこれだけでなく、複数のポジションでプレイできるユーティリティ性も彼の強みだ。本来は2列目の選手だが、ライプツィヒではセンターフォワードやウイングでの起用も見られており、プレイのバリエーションを増やしている。

こんな優秀な選手を他クラブが見逃すはずはなく、英『Manchester Evening News』によればプレミアではマンチェスター・シティとアーセナルが関心を示している。さらにアーセナルは過去にエンクンクを1700万ポンドの格安で獲得できるチャンスを逃したともいわれており、データサイト『transfermarkt』によれば現在の市場価値は4950万ポンドにまで上がってしまっている。全体的に駒の足りないアーセナルからすれば、獲得していれば大きな戦力となっていただろう。

24歳の若さ、攻撃的なポジションであればどこでもプレイできるユーティリティ性、得点力とビッグクラブが欲しいすべての能力を兼ね備えているエンクンクだが、今後はどこのユニフォームに袖を通すことになるのだろうか。

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