浦和の攻撃の中心となった江坂任 得点力を兼ね備えた司令塔が前線をけん引

昨季途中より浦和へ加入した photo/Getty Images

今季は浦和で5ゴールを記録した

今季はJ1優勝を狙う浦和レッズにおいて、キーマンとなる存在が江坂任だ。攻撃の中心となる男は、これほどの結果を残すことができるだろうか。

昨夏柏レイソルから浦和への加入を決めた江坂。浦和では16試合5得点1アシストを記録しており、トップ下や最前線での“偽9番”としてチームに大きく貢献した。キャスパー・ユンカーや小泉佳穂との連携をさらに強化できれば、成績も昨季以上が見込めることだろう。

特に高い得点力を誇る江坂は、J1初挑戦だった大宮アルディージャ時代の2016年に8ゴールを記録。そこからは毎年10得点近い結果を残しており、柏時代にマイケル・オルンガとのコンビを組んだ2020年には9ゴール10アシストとエースストライカーを活かしながら、自身でも得点を決めるという動ける司令塔として存在感を示している。

ユンカーとのホットラインを確立できれば、同年のような輝きを見られるのではないだろうか。また両足から高精度のキックを蹴ることができる小泉もいるため、司令塔としての役割だけでなく得点力の高さも活かすことができる。江坂の得点やアシストが増えていくことで浦和の成績も上向くはずだ。

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