ようやく認められる日が来るか 過小評価されがちなペップ・シティの小さな魔術師

ベルナルド・シウバはより評価されるべき選手だろう photo/Getty Images

放出の噂もあったがチームに残った

今季も昨季同様に好調を維持しているマンチェスター・シティ。主力選手であるルベン・ディアスやカイル・ウォーカー、フィル・フォーデンらは今季も素晴らしいパフォーマンスを披露し、チームを勝利に導いている。

今シーズンは特にベルナルド・シウバの存在感が増している。以前までも素晴らしい選手であったが、どちらかといえばケビン・デ・ブライネやフォーデンの影に隠れてしまうような選手であり、大々的に称賛されることになったのは21-22シーズンからだ。

モナコからイングランドへやってきたシウバは指揮官であるジョゼップ・グアルディオラのもと中盤で起用されると、豊富なスタミナを武器に攻守に貢献。その運動量はチェルシーに所属するエンゴロ・カンテと比較されることが多く、中盤の汗かき役として活躍しつつ、ワールドクラスのテクニックを持った、クラブでは唯一無二の存在となっている。

米『ESPN』でもチームメイトであるイルカイ・ギュンドアンがシウバはもっと称賛されるべき選手だ。過小評価されているとコメントを残している。

ここまでシウバが評価されることになったのは2021年10月4日に開催されたプレミアリーグ第7節リヴァプール戦あたりからだろう。相性の悪いとされるレッズ相手に中盤で確かな違いを見せており、その試合から継続して高いパフォーマンスを維持している。

だが、世間からの評価は伸び悩む。リオネル・メッシが受賞することになったバロンドールだが、シウバは最後の30人にすらノミネートされていない。確かに今季のパフォーマンスと比較すれば昨季のインパクトは薄いが、デ・ブライネ不在時は彼がチームをまとめ上げていた。少なくとも最後の30人にノミネートされるレベルの選手であることは確かなのだが、インパクトが小さかったのか。

以前にも増して大きく飛躍することになった今季のシウバ。ジャック・グリーリッシュ、デ・ブライネ、フォーデンの3人が不在であった直近の3試合でも大活躍しており、今季はポルトガル代表MFの年となりそうだ。

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