似た特長を持つ選手が3人も フォーデン、パルマー、マカティの生え抜き選手に見られる共通点

プレミアデビューを飾ったマカティ photo/Getty Images

パルマーとマカティはまだ10代の選手だ

昨季フィル・フォーデンが本格的にブレイクしたマンチェスター・シティ。どうしても多額の移籍金で選手を獲得するイメージのあるクラブだが、若手育成も成功しており、フォーデンがその第一弾といったところか。

フォーデンに続く存在として期待されているのがコール・パルマーだ。同じくインサイドハーフの選手で今季はトップチームでのプレイタイムが増えている。190cmとシティの前線では珍しく大柄な選手であり、今後に期待が持てそうだ。

このように2人の若手が出てきたシティだが、3人目にも期待したい。MFジェイムズ・マカティだ。

U-23の選手が集まるEDSで普段トレーニングをしているマカティ。前述したフォーデン、パルマーと共にプレイしていた時代もあり、今季はプレシーズンマッチからチャンスを掴むなど、指揮官であるジョゼップ・グアルディオラから高い評価を得ていると予想できる。契約は2023年までと短く、ブライトンやリヴァプール、マンチェスター・ユナイテッドのようなプレミアのライバルが彼の動向をうかがっていると言われる。

そんなマカティだが、直近のエヴァートン戦で途中出場を果たしている。アディショナルタイム合わせて6分とプレイタイムは短いが、プレミアデビューとは思えない冷静さ、攻撃でのスキルの高さを披露しており、パルマーとのダブルブレイクが期待される。

また、この3人に共通するのはレフティであり、インサイドハーフが主戦場という点か。どの選手も選手間で受ける間受けやチャンスを創出するアイデアに長けており、シティアカデミーの目指すプレイヤー像が彼らを通して分かる。フォーデンは主に左ウイング、パルマーは偽9番と本職で起用されている選手はいないが、ペップはマカティを今後どのポジジョンで起用するのか気になるところだ。

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