ベイルはレアルの《レジェンド》なのか 怪我が多すぎて分かれる評価

レアルで長くプレイしてきたベイル photo/Getty Images

タイトル獲得には貢献してきたが……

レアル・マドリードで活躍してきたウェールズ代表FWガレス・ベイルはレジェンドプレイヤーなのか否か。人によって評価は分かれるところだろう。

レアルではチャンピオンズリーグなどビッグタイトルを複数獲得し、ベイルはその中で重要な役割を果たしてきた。

2013-14シーズンはチャンピオンズリーグ決勝のアトレティコ・マドリード戦で勝ち越し点を奪い、2017-18シーズンのリヴァプールとのファイナルでは歴史に残るであろうバイシクルシュートを炸裂させた。ベイルがいなければ、レアルはこの2つのタイトルを逃していたかもしれない。
また国王杯では、有名なバルセロナDFマルク・バルトラぶっちぎりドリブルシュートがあった。あのゴールはベイルの凄さを凝縮したものとなっており、ベイルのキャリアの中でも1、2を争うゴールと言っていい。

ウェールズ代表の方ではEURO2016でチームをベスト4へ導いており、ベイルのおかげでウェールズは上の世界を経験することができた。

これらの功績は絶賛されるべきものだが、残念なことに継続性がない。主な原因は怪我で、フルシーズン戦えた機会はかなり少ない。

今季も怪我が続いており、スペイン『MARCA』はベイルがレアルを離れる時が近づいていると主張。そろそろベイルがレアルにとってレジェンドなのか、それとも失望のキャリアとして記憶されるのかを決める時と取り上げている。

タイトル獲得に貢献したことを考えると、やはりベイルはレジェンドとして記憶されるべきだろう。一方でゴルフが大好きだったり、クラブへの忠誠心に疑問があったりと、これまでも何かと批判されることはあった。そのあたりを評価しないサポーターもいるだろうが、ベイルはレアルのレジェンドなのか。

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