ストライカーが足りないシティ ターゲットとされる好調アーセナルの中心人物

冬に頼れるストライカーの獲得となるか photo/Getty Images

実現するか

今季も本職のストライカーを起用せずにシーズンを戦っているマンチェスター・シティ。11試合消化して2位とプレミアでは好成績を残しており、CLでもグループステージ突破が近い。しかし、ストライカーとして期待されたフェラン・トーレスはスペイン代表で負傷し離脱してしまった。現在も復帰できておらず、ブレイクのチャンスを逃してしまった。年内での復帰は厳しいとされており、やはり冬の移籍市場で新戦力を獲得する必要がある。

英『Manchester Evening News』によると、アーセナルのFWアレクサンドル・ラカゼットにシティは関心を寄せているようだ。クラブとしては冬の移籍市場でもトッテナムのハリー・ケインがメインターゲットだが、夏の移籍市場同様に交渉が難航すると予想されており、今季で契約の切れるラカゼットの獲得は悪くない。

ラカゼットは好調ガナーズの中心人物であり放出となれば大きな痛手だが、シティが獲得に成功すれば得られるものは大きい。報道によればクラブはストライカーに他ポジションでもプレイできるユーティリティ性や他選手との連携、守備でのハードワークを求めているようで、ラカゼットはすべてに当てはまっている。現状のチームではトップ下のような役割がハマっており、シティでも偽9番としてラカゼットを運用することになるだろう。

また、トーレス復帰となれば彼とローテーションでの起用ができる点も、シティとしては評価ポイントだろう。アルテタ・ガナーズでは先発での出場が多いのだが、フル出場は今季一度のみであり、若手の出場機会を減らすこともない。

シティがストライカーに求める条件に当てはまっているラカゼット。ケイン同様にチームの中心人物だが、引き抜きに成功するのか。

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