ベンフィカ戦でチームトップのデュエル勝利数 出場機会減のウインガーが持ち味を発揮

コマンの仕掛けからチャンスを作る photo/Getty Images

得点することはできなかったが

UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第3節で、ベンフィカに4-0と勝利したバイエルン。この試合にスタメン出場したキングスレイ・コマンは自身の持ち味を存分に発揮して、勝利に貢献した。

この試合で左ウイングとして今季初先発となったコマン。3バックのベンフィカに対し、積極的なドリブル突破からチャンスメイクする。アンドレ・アルメイダの怪我によって前半から途中出場したディエゴ・ゴンサウベスと対峙し、4度のドリブル成功数を記録するなど左サイドを制圧した。

さらにコマンは、自身の長所でもある身体の強さでも良さを見せた。188cmと強靭なフィジカルを持つルーカス・ベリッシモにも負けず、デュエル勝利数は8回を記録。チームトップとなる数字を出して強さを見せ付けた(データは『SofaScore』より)。

次に狙うはベンフィカ戦で奪うことのできなかった得点だ。最近は出場機会が減少し、移籍の噂も挙がるようになったコマンだが、自身の持ち味を出しながら結果を残すことができれば、バイエルンでも出場するチャンスが増えるだろう。さらなる成長に期待だ。

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