トルコへの移籍は都落ち? まだ最前線で戦えるコロンビア代表MFはどちらを選択するのか

トルコ行きも悪くない選択肢だが、ハメス・ロドリゲスはどんな判断を下すのか photo/Getty Images

5大リーグに残って欲しいが

イタリアの名門ミランから関心を寄せられていたMFハメス・ロドリゲス。移籍も近いと言われていたが、結局エヴァートンに残留することになった。しかし、開幕から3試合はベンチ外となっており、新指揮官であるラファエル・ベニテスの元では構想外のようだ。昨季は23試合で6ゴール4アシストを記録しており、十分に戦力になると考えられるが、そうでもないのか。

そんなハメスにトルコのイスタンブール・バシャクシェヒルからオファーが届いているようだ。ヨーロッパの主な国での移籍市場は8月31日で閉まるが、トルコは8日まで開いており、移籍し試合に出ることが可能だ。エヴァートンで出場機会を失っているコロンビア代表MFからすれば悪くない話だが、トルコへ移籍してしまえば以前までのようにトップレベルでの活躍は難しいだろう。

5大リーグからトルコへ移籍する選手は少なくないが、旬が過ぎてしまったプレイヤーが多い印象だ。ここ数年で言えば、アーセナルから移籍したメスト・エジルがその一人か。長年ガナーズで活躍したチャンスメイカーだが、昨季はゼロゴールに終わっており、チームに貢献できていない。

トルコへ移籍しエジルのようになるとは思わないが、ミランから関心を持たれている選手がトルコへ行くのは非常に勿体ないだろう。30歳と若い年齢ではなくなってしまったが、左足から繰り出される魔法のパスは今でも健在で、昨季はプレミアリーグでも通用している。

エヴァートンで出場機会を待つか、冬にチームを離れるか選択肢はあるが、まだ5大リーグで活躍するハメスに期待したい。

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