早くもオナイウ阿道の穴埋めに成功? マリノスの得点源になる2人の存在

大分戦でハットトリックを達成した前田 photo/Getty Images

豪華な攻撃陣だ

シーズン中に得点源であるオナイウ阿道を失った横浜F・マリノス。今季の彼の成長は著しく、非常に頼りになれる存在であった。そこで彼の代わりとなれる存在は、前田大然、レオ・セアラの2名か。

杉本に関しては可能性を感じられる場面は見られているものの、もう少し時間が欲しい。レオは今季加入の選手だが、オナイウ退団以降、9番での起用が増えており、徐々に結果を出している。先日行われた大分トリニータ戦では2得点を挙げており、勝利に貢献している。また、ここまで見られなかったポストプレイもできるようになっており、プレイの幅を増やしている。マリノス特有の前線での流動性にも加われており、期待できる選手だ。

前田も同じく大分戦で先発を飾ると、ハットトリックを達成。4点目の場面ではループシュートを放っているが、冷静さと能力の高さの2つが備わったゴールであった。また、裏への抜け出しや逆足でのクロスとここにきて精度が上がっており、頼れる存在となっている。まだ、23歳と若く伸びしろの大きいプレイヤーだ。

このようにオナイウの抜けた穴は大きいものの、2人の点取り屋で穴埋めを行っているマリノス。この他にも、マルコス・ジュニオールや仲川輝人、エウベルといったサイドアタッカーに加え、ドイツ帰りの宮市亮も控えている。オプションの多さもマリノスの武器であり、今後リーグ戦での高い攻撃力には注目したい。

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