“61.5km”も走る忙しすぎる18歳 スペインは至宝ペドリを守るべき

クラブ、代表の両方で忙しいペドリ photo/Getty Images

疲労の蓄積が心配

バルセロナとスペイン代表は至宝とも呼べる若者を守っていけるだろうか。

2020-21シーズンよりフル稼働し続けているのが、18歳のMFぺドリだ。

その実力はすでにワールドクラスと言っていいもので、バルセロナとスペイン代表の両方で主力を任されている。

しかし、疲労から深刻な怪我に繋がらないかが心配だ。2020-21シーズンはバルセロナで52試合に出場し、EURO2020でもスペイン代表として準々決勝まで5試合すべてに先発。さらに東京五輪を戦うU-24スペイン代表にも名前を連ねるなど、体がいくつあっても足りないような超ハードスケジュールだ。東京五輪でペドリを見てみたい気はするが、疲労を考えると回避する方が無難と言えよう。

しかもEUROではここまで61.5kmもの走行距離を記録しており、これは出場選手の中で最多だという(数字は『Squawka』より)。いつ怪我に繋がってもおかしくないハードワークぶりだ。

テクニックは申し分ないが、ぺドリはまだ18歳。身体的、精神的にまだ幼さが残っている部分もあるだろう。

EURO、ワールドカップの代表メジャートーナメントにおいて、18歳以下の選手が5試合に先発するのは1982年のワールドカップに出場した北アイルランド代表MFノーマン・ホワイトサイド以来のことで、当時ホワイトサイドは17歳だった。

それだけぺドリの才能が評価されている証ではあるが、あまりのフル稼働は禁物だ。スペインサッカー界全体でぺドリの才能を守っていく工夫が必要だろう。

バルセロナでの新シーズンに疲労が残らなければいいが、急速に変化していく周囲の環境に18歳のぺドリは適応していけるのか。2020-21シーズンより最も忙しいティーンエイジャーとなっているのは間違いない。

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