川崎フロンターレ首位独走の秘訣とは? スタイル構築と層の厚さを作り出す“大卒ルーキー”たち

ACLでも強さを発揮できるか photo/Getty Images

三笘は昨季大卒ルーキーながらアシスト王に輝いた

近年Jリーグを席巻しているのが、現在首位を走る川崎フロンターレだ。圧倒的な強さを見せて優勝した昨年に引き続き、今季もいまだ負けなしで首位をキープ。連覇への視界は良好だ。

そんな川崎の強さとして挙げられるのが層の厚さである。試合内容がよくない試合でも途中出場の選手が結果を残して勝利を勝ち取る姿は何度も見てきた。そんな川崎の層を厚くしているのが大卒の選手たちだ。

川崎で現在、大卒の選手は10名。どの選手も戦力として活躍しており、昨年は三笘薫と旗手怜央という“ドラフト1位候補”を2枚獲りに成功。彼らは結果やシステムなどで期待以上の活躍を見せると、2人と同期のイサカ・ゼインや、今季加入した橘田健人も桐蔭横浜大学から加入し、戦力としてチームにフィットしている。それ以前にも脇坂泰斗や長谷川竜也といった選手たちも大学時代での実力者ばかり。昨季チームに大きく貢献し、ポルトガルのサンタ・クララへ移籍した守田英正も流通経済大学からの加入だった。

川崎の飛躍に大卒選手たちの貢献度は高い。風間八宏前監督は筑波大学で監督を務めたのちに川崎の監督に就任している。風間前監督の下で築き上げられたスタイルは、谷口彰悟や車屋紳太郎といった筑波大出身選手たちで構築してきた。大卒出身選手たちがチームの核となって活躍することで川崎のスタイルを体現。即戦力クラスの選手たちを毎年獲得することで層の厚さをつくり上げた。

近年は大卒の選手たちがJリーグを盛り上げている。日本代表でも活躍した古橋亨梧や坂元達裕は中央大学と東洋大学からJ2を経て日の丸へと登りつめた。浦和レッズの伊藤敦樹は初年度からレギュラーとして活躍しており、明治大学は昨年Jリーグ内定選手を12名も輩出。大学出身選手は国内でも高い需要をもたらしている。

大卒ルーキーたちを即戦力として起用し、層を厚くしてJ1でも圧倒的な戦力を誇る。川崎の強さの秘訣には、大卒選手が大きく貢献しているのだ。

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