“ラポルテ・パターン”に気をつけろ やはりリヴァプールにCB補強は必要か

今季は負傷の影響で長期離脱を強いられているファン・ダイク photo/Getty Images

クラブOBが危険性を指摘

2020-21シーズン、相次ぐ主力センターバックの負傷離脱に苦しむリヴァプール。ここまでなんとかプレミアリーグで3位に食らいついているものの、今季の彼らは何かと最終ラインのチョイスでは苦労を強いられることとなっている。

そのなかで若いナサニエル・フィリップスやリース・ウィリアムズの台頭は明るい材料だったものの、彼らが継続的な起用に耐えうるだけの能力を示しているとはまだ言い難い。リヴァプールが昨季のような強さを取り戻すためには、やはりフィルジル・ファン・ダイクやジョー・ゴメスといった主力の復帰が不可欠と言えるだろう。

しかし、たとえ彼らが戻ってきても、復帰してすぐに以前のようなパフォーマンスを披露できるかはわからない。そう警告を発するのは、クラブOBの元イングランド代表MFスティーブン・ウォーノック氏だ。同氏は昨季マンチェスター・シティで負傷による長期離脱を経験してから思うようなパフォーマンスを披露できていないDFアイメリック・ラポルテを例に出しながら、ファン・ダイクとジョー・ゴメスに過度な期待をかけるのはリスクが高いと英『Daily Mirror』へ次のように語っている。

「J・ゴメスとファン・ダイクがこの先復帰しようとも、彼らが以前のパフォーマンスをすぐに披露できるかはわからない。ピッチに配置することはできるかもしれないが、そこからさらに6カ月近く同じレベルでプレイできないというのは十分に考えられるよ。シティの(アイメリック・)ラポルテがいい例だ。昨季のシティは、ラポルテさえ戻って来れば大丈夫だという風潮もあった。だが、復帰以降の彼は以前のレベルを取り戻すことに苦労している。これはリヴァプールも気をつけなければならないことだね。この2人をアテにしすぎるのは、少しリスキーなように思えるよ」

ここ数試合でベンチ入りも難しくなっているラポルテを見るに、ウォーノック氏の主張はたしかに一理あると言える。冬のCB獲得に関して議論渦巻くリヴァプールだが、この理屈で言えば補強は必須か。復帰と同時に最高級のパフォーマンスを披露してほしいJ・ゴメスとファン・ダイクではあるが、彼らも人間。すぐにトップフォームを示すことができない可能性は十分にあるだろう。はたして、このリスクをリヴァプールはどのように考えているのだろうか。今のような状況が長期的に続くことこそ、同クラブが一番回避したい事象だと思われるが……。

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