チームスタイルに合っていない選手も
世界トップレベルのテクニックを持ちながら、なかなか活躍できない。今季はそうしたチャンスメイカーが目立つ。
スペイン『MARCA』が目をつけたのは、10番に近い位置でプレイする選手たちの現状だ。アーセナルならばMFメスト・エジル、レアル・マドリードMFイスコ、インテルMFクリスティアン・エリクセン、トッテナムMFデル・アリ。彼らはワールドクラスの攻撃的MFだが、今季はほとんど活躍できていない。
エジルの場合は指揮官ミケル・アルテタの構想から外れており、イスコはリーグ戦で319分間プレイして得点もアシストもゼロ。アントニオ・コンテのスタイルへの適応に悩むインテルのエリクセンも373分間のプレイで得点とアシストはゼロ。彼らの能力は確かなだけに、別のクラブでプレイしていればもっと数字は残せたはず。それだけに現状は歯がゆいものがある。
トッテナムも攻撃はハリー・ケイン、ソン・フンミンを中心としたスピーディーなものとなっており、主にトップ下でプレイしてきたデル・アリには出番が回ってこない。