バイエルンでの時間がテクニシャンを変えた コウチーニョが復活した理由は

今夏バルセロナに復帰したコウチーニョ photo/Getty Images

ドイツで身についた全力の精神

2018年の冬にリヴァプールを離れて以降、なかなか本来の調子を取り戻せていなかったテクニシャンだが、今季はようやくバルセロナでその真価を発揮することとなるか。2020-21シーズン、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョがリーガ・エスパニョーラで快調な滑り出しを見せている。

ロナルド・クーマン新監督の下、改革を推し進めるバルセロナの中で開幕からチャンスを得ることに成功しているコウチーニョ。[4-2-3-1]のトップ下というポジションを与えられ、ここまで3試合に出場し1ゴール3アシストを記録している。バルセロナ攻撃陣の主軸として、素晴らしいパフォーマンスを披露していると言っていいだろう。

しかし、一体なぜこのテクニシャンは今季ここまで本来の実力をしっかりと示すことができているのだろうか。ほとんど存在感がなかった加入から1年半とは、まるで別人のようなんて声も周囲からは聞こえてくる。だが、それにはきちんとした理由があると本人は話している。どうやらコウチーニョにとって、バイエルン・ミュンヘンで過ごした1年間は自身の意識を変える上でもかなり貴重な時間となったようだ。独『Spox』が伝えている。

「バイエルンでは非常に集中的なトレーニングを受けていたから、ハードワークについても多くのことを学んだよ。だから、フィジカルの成長も当然のことだったように思えるね。チームの一員としてハードワークをしなければいけなかったから、僕もそれに従った。以前からも取り組んでいたけれど、今ではその3〜4倍は努力するようになったね。多くの願いを込めてスペインに帰ってきた。今度はあらゆるチャンスをモノにして、チームのために全てを捧げたいと思っているよ」

バイエルンに向かったことで、トレーニングや自己犠牲の精神に関して大きく意思を変えることになったというコウチーニョ。このブラジル代表MFが本来の姿を取り戻しつつあるのは、ドイツで過ごした時間が大きく関係していたようだ。

ピッチ内外どんな場面においても、常に物事へ100%の力で臨むようになったテクニシャン。この調子を継続できるならば、コウチーニョは復活どころか全盛期を迎えることも可能か。少し時間差ができてしまったものの、バルセロナはようやく彼の高額な移籍金の元を取るチャンスがやってくることとなりそうだ。

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