スールシャール・マジックは終わるのか 守備安定せぬ戦いで立場が危険

対決もしているポチェッティーノとスールシャール photo/Getty Images

クラブがポチェッティーノへのコンタクトを取ったとも

昨季にはマーカス・ラッシュフォード、アントニー・マルシャル、メイソン・グリーンウッドによる3トップの可能性を見出し、3位までチームを押し上げたマンチェスター・ユナイテッド指揮官オーレ・グンナー・スールシャール。

ルイ・ファン・ハール、ジョゼ・モウリーニョ体制の頃に比べると攻撃にも迫力やスピード感があり、スペクタクルなゲームは増えた。若手を積極的に起用しているところも大きな特徴だ。

しかし、先日はリーグ戦でモウリーニョ率いるトッテナムに1-6の大敗を喫してしまった。前半のうちにマルシャルが退場となってしまったのが痛かったが、このスコアはさすがに印象が悪い。
英『Daily Star』はこれを受けてクラブ側が元トッテナム指揮官マウリシオ・ポチェッティーノにコンタクトを取ったと伝えている。

仮にポチェッティーノがマンUへ向かえば、両クラブの間でモウリーニョとポチェッティーノが入れ替わるような格好となり、興味深い動きではある。

マンUで問題視されるのは守備だ。今季もハリー・マグワイア、ヴィクトル・リンデロフのセンターバックコンビが不安定で、凡ミスも目立つ。

これをスールシャールだけの責任にするのは難しいが、守備を立て直さなければスールシャールのポジションも危ういものとなってくるだろう。

昨季に攻撃のベースを作ることはできたが、守備を整備していけるのか。指揮官としてスールシャールに新たな引き出しが求められている。

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