マンCならデ・ブライネ、リヴァプールなら南野? 最も近い“コウチーニョ役”

リヴァプールの南野 photo/Getty Images

ファンタスティック・フォー形成が最大の夢になる

残念ながらリヴァプールは1日に行われたリーグ・カップ4回戦でアーセナルにPK戦の末敗れてしまった。

先発したFW南野拓実もゴールを奪うことはできず、本人としても悔しいだろう。

しかし、南野の評価が大きく落ちたわけではない。今夏のプレシーズンより順調に評価は上がり続けており、攻撃のオプションとして計算できる存在になっている。
南野の役割については様々な意見があるが、英『Football Fancast』は「南野はフィリペ・コウチーニョの問題を解決できる」と主張し、コウチーニョの後継者的存在になることを求めている。

偽9番の位置でプレイすることもあるが、今季のリヴァプールには南野をトップ下に入れた[4-2-3-1]も選択肢の1つになっている。今夏にはチアゴ・アルカンタラも加わったが、中盤からの創造性をプラスする存在として南野にかかる期待は大きい。

同メディアのアンケートでも69%のファンは南野がコウチーニョに似たプレイヤーになることができると答えており、マンチェスター・シティのケビン・デ・ブライネ、マンチェスター・ユナイテッドのブルーノ・フェルナンデスのような働きが求められている。

タイプ的には最もコウチーニョ役に近いと考えられているが、南野はそこまでステップアップできるのか。ロベルト・フィルミーノの代役になるのもいいが、モハメド・サラー、サディオ・マネ、フィルミーノとの同時起用でファンタスティック・フォーを形成できるのが1番のシナリオだ。

リーグ・カップ敗退によって出番を確保できるコンペティションが1つ減ってしまったが、プレミアリーグとチャンピオンズリーグの方でも出番を増やしていけるのか。南野は大きな期待に応えることが求められている。

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