怪物FWになってプレミアへ スピードとパワー併せ持つFWの勝率73.5%

リヴァプールのサラー photo/Getty Images

すっかりワールドクラスの選手へ

リヴァプールのエースとしてここまで爆発すると誰が予想しただろうか。

2017年の加入以降、驚異的なパフォーマンスを連発してきたのがFWモハメド・サラーだ。

加入初年度の2017-18シーズンには32得点を挙げてプレミアリーグ得点王に輝き、続く2018-19シーズンもサディオ・マネとアーセナルFWピエール・エメリク・オバメヤンと分け合う形で得点王のタイトルを獲得。
そして何よりチームが強い。まだプレミア制覇は決定していないが、サラーが加入したあたりからリヴァプールは成功続きだ。

英『Squawka』もサラーのスタッツが驚異的と主張する。ここまでプレミアリーグ通算113試合に出場し、白星の数は83。勝率は驚異の73.5%で、優勝予想が難しい激戦と呼ばれるプレミアの中で勝率が7割を超えているのは見事としか言いようがない。

加入以降ではリーグ戦でトータル70得点を挙げ、枠内シュートの数は174本、相手ペナルティエリアでボールを受けた回数852回と、これらは2017-18シーズン以降では最多の数字となっている。

ドリブル成功数204回、ビッグチャンス演出数40回も第4位の数字となっているようで、サラーが相手DFの脅威になってきたことが分かる。

リヴァプールでプレイを続ける限り、おそらく今後もこの状況が続くだろう。スピードはもちろんだが、パワーも加わったサラーは止めるのがかなり難しいアタッカーとなっている。対戦相手もまだまだ攻略法を見出せず手を焼くことだろう。

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