“世界最強”センターバックの理由がここにある　リヴァプールの番人の恐ろしさ［映像アリ］

2020年05月27日(水) 21時40分配信

リヴァプールのファン・ダイク　photo/Getty Images

パスもフリーキックも何でもこなす

リヴァプールのDFフィルジル・ファン・ダイクがなぜ現世界最高のセンターバックと呼ばれるのか。それは何も守備能力だけが優れているからではない。

ファン・ダイクの凄いところは、センターバックながら何でも出来るパーフェクトプレイヤーであることだ。

英『GIVE ME SPORT』がファン・ダイクの優れているポイントをまとめているが、トラップからスピード、キック精度まで本当に穴がないことが分かってくる。

1.センターバックとは思えぬトラップ

まずはこちら。同メディアはセンターバックがこのトラップをする必要はないと伝えているが、ファン・ダイクはアタッカー級のコントロール能力を備えている。

That touch from Virgil van Dijk pic.twitter.com/H8tvTDFPix
— ESPN FC (@ESPNFC) December 14, 2018

2.高精度なロングフィード

止めて蹴るはサッカーの基本だが、ファン・ダイクはその基本を極めている。センターバックの中には足下の技術を苦手とする者もいるが、ファン・ダイクにその不安はない。

昨季もバイエルン戦にてクォーターバックのようなピンポイントパスでサディオ・マネのゴールをアシストしている。

The pass. That finish

A year ago today, Van Dijk and Mane combined to stunning effect against Bayern Munich. (via @ChampionsLeague)pic.twitter.com/ZEHEAokZmA
— ESPN FC (@ESPNFC) March 13, 2020

3.フリーキックもこなせる

そのキック精度があれば、フリーキックだってお手の物。セルティック時代には直接フリーキックも担当し、軽々とネットを揺らしている。

| Free-kick takers aren't necessarily attackers though... @CelticFC's Virgil Van Dijk shows us that defenders can bang them in too! #tbt pic.twitter.com/ui3f8fRzvh
— SPFL (@spfl) November 2, 2017

4.トラオレにも勝ってしまうスピード

ウォルバーハンプトンFWアダマ・トラオレは現サッカー界でも最高クラスのスピードスターと評判だが、ファン・ダイクならそのトラオレのトップスピードを止めてしまえる。

かつてこれほど大きくて速いセンターバックがいただろうか。

Pep Guardiola on Adama Traoré: “Nobody can handle this pace. It’s almost impossible.”

Virgil van Dijk: pic.twitter.com/SticxA8XiJ
— The Anfield Wrap (@TheAnfieldWrap) December 28, 2019

パス、トラップ、スピード、そしてセンターバックとして冷静に相手の攻撃を読む分析力と、ファン・ダイクには弱点らしい弱点が見当たらない。理想のセンターバックを具現化したのがファン・ダイクという選手なのかもしれない。

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