来季こそはトップ4入り、さらにはプレミアリーグ優勝争いに絡みたいアーセナル。今夏にはその目標へ向けた戦力補強へ動くだろうが、チームはどう変わっていくのか。
英『sky Sport』は、手始めに今夏アーセナルが手放すべき選手をリストアップしている。補強も大切だが、余剰人員の放出も忘れてはならない。
DF:セアド・コラシナツ、コンスタンティノス・マヴロパノス、ソクラティス・パパスタソプーロス、シュコドラン・ムスタフィ
最終ラインからはこの4人が放出候補だ。
まず左サイドバックでは昨夏に獲得したキーラン・ティアニーが大きな戦力になるはずと信頼されており、怪我さえなけれはスタメン候補なのは間違いない。
2番手はセアド・コラシナツだが、クラブとの契約は2022年までだ。今夏にパリ・サンジェルマンDFレイヴァン・クルザワを確保できるならば、コラシナツは今夏に現金化していいと同メディアは考えている。
若いブカヨ・サカが左サイドバックをこなせると分かったのも大きい。
センターバックは明らかに渋滞している。クラブは今冬にレンタルで加わったパブロ・マリの買取を狙っており、今夏にはサンテティエンヌからウィリアム・サリバも合流する。何かと不安定だったムスタフィをはじめ、積極的に余剰人員を手放していきたい。
MF:ルーカス・トレイラ、モハメド・エルネニー
1番気になるのはトレイラか。実力は確かだが、すでにセリエA復帰案が噂されるなど退団の可能性も浮上している。同メディアは資金調達へトレイラ売却を検討することになるかもしれないと伝えており、この放出は痛い。
エルネニーは今季もトルコのベシクタシュにレンタル移籍しており、指揮官ミケル・アルテタの構想に入る可能性は低いだろう。
またレアル・マドリードからレンタルで加わっているMFダニ・セバージョスも今季限りでクラブを離れるとの見方だ。
FW:アレクサンドル・ラカゼット
ラカゼット&ピエール・エメリク・オバメヤンのコンビがアーセナル最大の武器だったが、その状況は変わりつつある。
大きいのは若手の成長で、ガブリエウ・マルティネッリ、ブカヨ・サカ、エディ・エンケティア、さらにアルテタはリース・ネルソンにも特別な力があると期待をかけているという。
オバメヤンは残留してほしいというのが同メディアの希望だが、契約が残り2年となっているラカゼットに関しては計画から外してしまうのも1つの手かもしれない。
マルティネッリら若手がどこまで得点数を稼げるのか。これが来季のアーセナルを大きく左右するのは間違いない。オバメヤンが残留し、新たな最終ラインも安定すればチームの形が見えてくる。
まずはトップ4入りを固めたいところだが、来季のアーセナルはその目標に届くか。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/