Newミランの攻撃陣を引っ張る“4人”? たった28ゴールのチームに必要な改革

ドルトムントのゲッツェも候補者に photo/Getty Images

攻撃力アップは不可欠

新型コロナウイルスでリーグ戦が中断されるまで、7位ミランが奪った得点数は僅か28点だ。2位ラツィオ(60点)、4位アタランタ(70点)とは2倍以上の差がついており、ミランの攻撃力が物足りないのは明らか。今夏にアタッカーを数枚補強する必要があるだろう。

伊『Calciomercato』が挙げた攻撃の軸となり得る候補者は全員で4人。まず来季よりNewミランの前線の柱になると名指しされたのは、徐々に調子を上げてきていたFWアンテ・レビッチだ。

レビッチは今季リーグ戦で6得点を記録しているが、それは全て2020年に入ってからの得点だ。調子を上げてきていたのは確かで、来季の攻撃の軸とするのは自然な流れと言えよう。
その相棒候補として浮上しているのが、レアル・マドリードで苦戦しているFWルカ・ヨビッチだ。レビッチ&ヨビッチは昨季までフランクフルトで攻撃のユニットを形成していたため、互いの特長を理解しているはず。この2人を前線の軸とできれば大きい。

後半戦調子を上げていたレビッチ photo/Getty Images

そして来季さらなる成長が期待される存在なのが、20歳のFWラファエル・レオンだ。まだ能力を100%発揮できているわけではないが、10代の頃より評価されてきたレオンを活かさない手はない。何とか能力を引き出したいアタッカーの1人だ。

さらにもう1人同メディアが名前を挙げたのは、今夏にドルトムントを離れる可能性が高いと言われているMFマリオ・ゲッツェだ。ヨビッチらストライカー陣をサポートする役割が期待されているが、ゲッツェが創造性をプラス出来るならば興味深い補強となる。

まだ確定していないが、同メディアはシャルケやライプツィヒで仕事をしてきたラルフ・ラングニックの指揮官就任を予想している。ラングニックが2トップを採用してきたことから、レビッチを軸にミランでも2トップが形成されると考えているわけだ。

少なくとも攻撃力アップには最低でも2枚の新戦力が必要と見られているようだが、今の得点力不足を一気に解消できるのか。上位進出のために攻撃力アップは絶対条件となる。

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