レビッチはミランとの将来について迷っている? 退団へ追い込む2つの要因

現在レンタル移籍でミランへ加入しているレビッチ photo/Getty Images

すでにボバン氏は退団。イブラの去就次第では

ACミランに所属するクロアチア代表FWアンテ・レビッチは、自身の将来について悩んでいるのかもしれない。

昨夏の移籍市場で、フランクフルトから2年間のレンタルでミランへ加入した現在26歳のレビッチ。今季前半戦はなかなか思うような結果を残すことができなかったが、年明けから別人のような活躍を見せる。今年に入ってセリエA8試合に出場しているが、6ゴールを挙げて今やチームに欠かせない選手となっているのだ。こういった状況もあり、ミランが同選手に関して早くも完全移籍に動いているといった噂もある。そしてレビッチ本人もカメラの前で、ミランでのプレイに満足するコメント残してきた。

しかし、ここにきて状況が少々変わってきているようだ。母国の大先輩で、自身をミランへ連れてきたズボニミール・ボバン氏がチーフ・フットボール・オフィサーを解任され、クラブを退団。さらに、年明けからの躍進に一役買い、これまでのインタビューでも存在の大きさやリスペクトを口にしてきたスラタン・イブラヒモビッチの今夏退団も噂されている。

そんな周囲の変化により、伊『Gazzetta dello Sport』は「このクロアチア人はミランとの将来について迷っている」などと取り上げた。レンタル期間が2021年までとなっているため、本来ならば考える時間は十分に時間はあるものの、自身を支持してくれていた大先輩との別れや、素晴らしい関係を築けているアイドルの去就次第では、レビッチが夏以降もミランに留まりたいと思うか怪しいとの見解を示したのだ。

はたして、レビッチは来季以降もミランでプレイすることとなるのか。心の拠り所を失うこととなれば、もしかしたらレンタル期間の早期切り上げなんてこともあり得るだろう。

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