日本の“ロケットマン”は速すぎる 相手に刻み込む35.17km/hの恐怖

ザンクト・パウリの宮市亮 photo/Getty Images

対戦相手の監督も恐怖

日本の高速ロケットマンをいかに封じるのか。ドイツの各クラブも頭を悩ませていることだろう。

ロケットマンとは、ドイツ2部ザンクト・パウリでプレイするFW宮市亮のことだ。ドイツ2部ではすっかりスピードスターとして有名な存在になっており、今季は怪我なくフル稼働している。

楽しみなのは3月1日のオスナブリュック戦だ。宮市は今季リーグ戦で1得点に留まっているが、その唯一の得点を奪ったのが昨年9月22日のオスナブリュック戦だった。
このオスナブリュック戦では35.17km/hのスピードも記録しており、試合後には今季のブンデスリーガ2部最速の数字と話題を呼んだ。ロケットマンとの呼び名が広がり始めたのもこのあたりだ。

独『Bild』によると、オスナブリュックを指揮するダニエル・ティウネはリーグ戦で7得点を挙げているザンクト・パウリFWヘンク・フェールマンとともに、要注意人物の1人として宮市の名前を挙げている。

「フェールマンは印象的なストライカーだ。そして宮市は信じられないほど速い」

宮市は22日のハンブルガーSV戦でもアシストを記録しており、あとは得点数を増やしていきたい。ザンクト・パウリの中心人物となった宮市はどこまで数字を伸ばせるのか。今季は非常に大きなシーズンとなっている。

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