現サッカー界最高のチャンスメイカーは誰か。おそらくはバルセロナFWリオネル・メッシ、マンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネ、新勢力ではドルトムントMFジェイドン・サンチョなんて意見も出てくるだろう。
しかし、米『ESPN』は彼らに匹敵するチャンスメイカーを世界が見逃していると指摘する。最も過小評価されている選手の1人として紹介されたのは、ラツィオMFルイス・アルベルトだ。
今季セリエAで優勝争いに絡んでいるラツィオでは、得点ランク首位に立つFWチーロ・インモービレに注目が集まりがちだ。しかしその背後に構えるアルベルトのことも忘れてはならない。
2017-18シーズンからの数字を見てみると、欧州五大リーグでアシストの合計が30を超えているのは6人しかいない。メッシ、デ・ブライネ、サンチョ、バイエルンFWトーマス・ミュラー、アタランタMFアレハンドロ・ゴメス、そしてアルベルトだ。
またアルベルトはペナルティエリアに1試合平均4.5本のパスを送り、ファイナルサードで20本のパスを出しているという。これ以上のデータを記録しているのはメッシ、デ・ブライネ、パリ・サンジェルマンFWネイマールのみと紹介されている。
アルベルトは名前が出てくる機会は多くないが、数字を見ればもっと称賛されるべきチャンスメイカーなのが分かってくる。今季もリーグ戦アシスト数は二桁11本に達しており、ラツィオの躍進にアルベルトが大きく絡んでいるのは間違いない。
現セリエA屈指のチャンスメイカーはアルベルトと言っても問題はないのだろう。
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