冷え切っていたファンとの関係が…… アルテタ「チェルシー戦はまるでホーム」

アルテタはファンとの関係を取り戻したと語った photo/Getty Images

「大事なのは関係の再構築だった」

アーセナルの指揮官がミケル・アルテタに代わって以降、アーセナルは劇的な改善を見せた。ビルドアップ、得点力、そしてチームの雰囲気などだ。しかしもっとも大きく変わったのは、ファンとの関係性かもしれない。

思えば、ウナイ・エメリ政権の末期、クラブとファンの関係は冷え切っていた。ファンはキャプテンを務めていたグラニト・ジャカに対し、SNSで心ないコメントを投稿し、容赦ないブーイングを浴びせかける。フラストレーションを溜めたジャカはそんなファンを挑発。これが問題行動だとしてキャプテンを降ろされてしまう事態にまで発展した。

しかしアルテタは、先日のチェルシー戦でのファンのサポートに、関係修復ができたと確信しているようだ。英『Daily Mirror』がコメントを伝えている。
「今月私たちがやったことで重要なものの1つは、ファンとの関係を再構築することだと思う。私たちがチェルシー戦で見せたものに対して、ファンがこれほどまでに反応しサポートしてくれたなんて、それはもうずっと見ていないものだった」

「信じられないほどだったよ。まるでホームで戦っているように感じたこともあったくらいだ。この困難な状況で、これほどのサポートをしてくれるなんて信じられなかった。彼らが少しチームに寄り添ってくれるようになったと感じてる。誇りに思うよ」

未だリーグ戦では10位に甘んじ、アーセナルのシーズンが厳しいものであることは変わりない。しかしサポーターの信頼を取り戻したいま、ポジティブな流れにいることは確かだ。アーセナルの次のゲームは現地時間27日のFAカップ、ボーンマス戦となる。

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