久保建英・ケースは許されない バルサが見つめる日本のワンダーキッド・西川

世代別代表でプレイしてきた西川 photo/Getty Images

2月に18歳の誕生日を迎えた時がタイミングか

バルセロナにとって大きな心残りとなっているのが、日本代表MF久保建英をライバルのレアル・マドリードに奪われてしまったことだ。久保はバルセロナのカンテラ(下部組織)で育った逸材であり、まさかその選手がレアルと契約するとは考えてもいなかっただろう。

久保は現在マジョルカにレンタル移籍しており、マルティン・ウーデゴーやロドリゴ・ゴエスらとともに将来レアルで重要な存在になるのではと期待されている。仮にそうなればバルセロナとしては複雑だ。

もう久保と同じミスは許されない。現在バルセロナが獲得に熱を入れているとされるのが、久保より1つ年下の17歳FW西川潤だ。残念ながら今年の全国高校サッカー選手権出場は逃したが、神奈川・桐光学園高校の西川は同世代の中でも群を抜く存在だ。
昨年3月には特別指定選手としてセレッソ大阪でプロデビューも果たし、世代別の日本代表でも主力として輝きを放ってきた。スペイン『Mundo Deportivo』は西川が来月の21日に18歳の誕生日を迎えるため、そのタイミングでバルセロナが獲得へ動くと伝えている。

英『The Sun』は「バルセロナは日本のワンダーキッドである西川潤で久保建英を失った補償をしようと望んでいる」と伝えており、バルセロナが久保流出を1つの教訓としているのは間違いない。

バルセロナではBチームにてFW安部裕葵も技を磨いているが、西川は早くも国外へ向かうことになるのか。

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