2010年代“No.1の試合”はどれだ 1位に選ばれたのはあの衝撃の大敗劇[映像アリ]

衝撃度No.1のゲームは…… photo/Getty Images

英紙がTOP10を選出

2010年代も数多くの好ゲームがあった。信じられないような逆転劇、予想もつかない大敗など、サッカーファンを熱くさせた歴史に残る名勝負が2010年代にも数多く生まれたのだ。

そこで英『FourFourTwo』は、2010年代のベストゲームをランキング形式で紹介。これら全てのゲームを記憶しているサッカーファンもいるだろう。

10.チェルシー 2-2 トッテナム(2015-16)

このカードは内容もそうだが、チェルシーが必死に2-2に追いついたことでレスター・シティ奇跡のプレミアリーグ制覇が決まったゲームとしても記憶されている。トッテナムは優勝への希望を繋ぐべく勝ち点3を狙ったが、チェルシーはエースのエデン・アザールが見事な個人技でトッテナムの夢を打ち砕いた。



9.ニューカッスル 4-4 アーセナル(2010-11)



アーセナルサポーターにとっては屈辱の一戦だ。前半だけで4点のリードを奪ったにもかかわらず、後半にまさかの4失点。ニューカッスルが1点目を決めたのは68分のことであり、そこから19分間で同点まで追いついている。



8.バルセロナ 1-0 インテル(2009-10)



スコアこそ1-0でバルセロナの勝利だが、これはチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ。インテルはホームでの1stレグで3-1の勝利を収めており、カンプ・ノウでの2ndレグでは退場者を出しながらも必死に守って決勝行きを決めた。試合終了後にインテル指揮官ジョゼ・モウリーニョがピッチ内へ飛び出したシーンはあまりに有名だ。



7.バルセロナ 2-2 チェルシー(2011-12)



またまたバルセロナにとって苦いゲームだ。インテル戦とシチュエーションは似ており、攻めるバルセロナと必死に守るチェルシーの構図だ。チェルシーは終盤までアウェイゴールの差でリードしていたため、バルセロナは何としても1点が必要だった。しかし何とも無情なフィニッシュ。最後はチェルシーFWフェルナンド・トーレスが味方のクリアボールに抜け出し、GKとの1対1を制してゲームを終わらせた。



6.リヴァプール 4-3 ドルトムント(2015-16)



これぞアンフィールドの力なのか。ヨーロッパリーグ準々決勝でドルトムントと対戦したリヴァプールは、ホームで迎えた2ndレグで60分までに3点を奪われる苦しい展開に。1-3のままゲームは進んでいたが、66分にフィリペ・コウチーニョが得点を決めたところから猛スパート。78分にママドゥ・サコ、そして90分にデヤン・ロヴレンが押し込んで劇的な逆転勝利を実現した。



5.レアル・マドリード 2-3 バルセロナ(2016-17)



クラシコの名勝負は数多いが、リオネル・メッシが特別な輝きを放った2017年4月のゲームを忘れてはならない。2-2と激しい攻防を最後に締めくくったのがメッシで、後半アディショナルタイムに決勝点を記録。この場面で冷静にコースを突いたシュートを打てるところは見事としか言いようがない。レアルに悪夢を見せた瞬間だ。



4.バルセロナ 6-1 PSG(2016-17)



これもバルセロナ。チャンピオンズリーグの歴史を塗り替える大逆転劇で、準々決勝2ndレグにて4点のビハインドをひっくり返すミラクルを実現した。パリはホームでの1stレグに4-0で勝利していたのだが、カンプ・ノウの勢いを止めることができなかった。

逆転は不可能と考えていた人の方が多いはずで、2010年代最高の逆転劇と言っていいだろう。



3.バルセロナ 5-0 レアル・マドリード(2010-11)



またまたバルセロナ。ジョゼップ・グアルディオラVSジョゼ・モウリーニョの激しいバトルが幕を開けた瞬間でもあり、グアルディオラ率いるバルセロナは完膚無きまでにレアルを粉砕した。過去のクラシコを振り返っても、バルセロナサポーターにとってこれほどスッキリするクラシコはなかったはずだ。



2.マンチェスター・シティ 3-2 QPR(2011-12)



マンCがプレミア制覇を果たした特別なゲームだ。勝てば優勝のゲームで格下QPRに苦戦してしまい、サポーターの間には嫌な空気が漂っていた。ところが、最後に信じられないドラマがあった。今もチームの大エースであるFWセルヒオ・アグエロが試合終了間際に劇的な逆転弾を記録し、サポーターがスタジアムになだれ込んでの一大セレブレーションとなった。



1.ブラジル 1-7 ドイツ(2014ワールドカップ)



1位は唯一の代表戦からだ。劇的な逆転弾とは程遠い一方的なゲームだが、これほど衝撃的なゲームもなかったかもしれない。ホスト国のブラジルがドイツに圧倒される展開となり、ブラジルに悲しみが広がった。

逆に大会を制したドイツは完成度が高く、ブラジルでさえ手に負えない華麗な攻撃サッカーを披露した。衝撃度では2010年代No.1にふさわしいか。



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