マンチェスター・シティに所属するフランス代表DFバンジャマン・メンディ。2017年夏にモナコからシチズンズに加入して以降、度重なる怪我によりマンCで思うように出場機会を得ることができていない同選手だがその実力は折り紙付きだ。
高い身体能力を生かした推進力のあるドリブルや高速クロス。同選手はサイドバックに必要な能力をハイレベルで兼ね備えている。何度負傷離脱してもジョゼップ・グアルディオラ監督が彼を放出しないのは、その能力を認めているからに他ならないだろう。そんな名将の期待を一身に背負う存在であるメンディが、これまで自身が見てきた中で最高の選手を1人挙げている。英『Manchester Evening News』が伝えた。
「僕が今まで見てきた中で、最高の選手はエデン・アザールだよ。彼は全てのスキルを兼ね備えているんだ。ペース、シュート、身体の強さ……。あと、すごく良い人だね」
メンディが挙げたのは、昨季までプレミアリーグでしのぎを削ったベルギー代表FWエデン・アザールだ。昨季同リーグでアシスト王に輝いたアザールは、類稀なるボールテクニックと爆発的なスピードで何度も相手ゴールを脅かしてきた。独力で状況を打開できる能力を有しているだけに、メンディからしてみれば非常に厄介な存在だったことだろう。ともに左サイドを主戦場とする両選手だが、数少ないマッチアップの際にメンディはそのスキルの高さを見せつけられたか。
今季アザールはチェルシーからレアル・マドリードへと移籍したため、メンディは「厄介な相手が1人いなくなった」と、少し喜んだかもしれない。しかし、マンCは現地時間16日に行われたチャンピオンズリーグの組み合わせ抽選会での結果により、ラウンド16でレアルと対戦することとなった。メンディとアザール。この2人が直接対決となる場面は少ないかもしれないものの、実現した際には目が離せない。
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