ペップ史上最も“ダーク”な時間? マンC4年目に起きたワーストのスタート

マンCを指揮するグアルディオラ photo/Getty Images

早くも4敗目

一昨季、昨季と圧倒的な強さでプレミアリーグを制したマンチェスター・シティは、プレミア3連覇とチャンピオンズリーグ制覇を目指して今季をスタートさせた。

ところが、序盤からチームは大きく躓いてしまった。リーグ戦では早くも4敗を喫しており、首位リヴァプールとは勝ち点差が14も離れてしまった。リヴァプールが未だに無敗進行を続けていることを考えると、マンCが追いつくのは厳しいだろう。

スペイン『MARCA』も「グアルディオラの最もダークな時間」と心配している。ここまでマンCは16試合を消化した段階で10勝2分4敗の勝ち点32に留まっているが、これはバルセロナ、バイエルン時代を含めてもグアルディオラにとってワーストのスタートだ。
バルセロナでの4シーズン目となった2011-12シーズンも苦戦したが、それでも16試合を終えた段階で勝ち点37を稼いでいた。今季はその時よりも悪いスタートだ。マンCで歯車が狂い始めているのは間違いない。

最も大きな問題はセンターバックで、アイメリック・ラポルテが負傷したところからリズムが狂ってしまった。選手層が厚いと考えられていたはずのチームに大きな穴が生まれることになり、埋めるのに苦労している。

まだチャンピオンズリーグ決勝トーナメントまでには時間があるため、欧州の頂点を目指して修正することは可能だ。思い切ってチャンピオンズリーグ制覇に照準を合わせるのも良いだろう。プレミア3連覇&チャンピオンズリーグ制覇の達成は困難となってしまったが、グアルディオラはチームを立て直せるだろうか。

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