ややスロースタートにはなったものの、現在レアル・マドリードで頼れる3番手センターバックとなってきた選手がいる。
今夏にFCポルトより加入したブラジル代表DFエデル・ミリトンだ。ミリトンは21歳と若いセンターバックで、当初は指揮官ジネディーヌ・ジダンから信頼されていないのではと不安視されていた。
ミリトンが出場したゲームではパリ・サンジェルマンに0-3、マジョルカに0-1で敗れるなど、あまり良い印象がなかった。やはりレアルで信頼されるセンターバックはセルヒオ・ラモスとラファエル・ヴァランとなり、ミリトンのレアル生活は厳しい立ち上がりとなったのだ。
しかし今では評価が上昇。スペイン『as』も「適応は遅かったが、ペースを上げ始めている」とミリトンのパフォーマンスレベルが上がってきていることに注目している。
3-1で勝利した11月30日のアラベス戦ではフル出場でチームの勝利に貢献し、同メディアもジダンが3番手センターバックとしてミリトンを評価していると伝えている。
欲を言うならば、ヴァランを脅かす存在となれれば理想的だろう。3番手に留まるのではなく、スタメン争いに参戦するところまで評価を上げることができれば面白くなってくる。ラモス、ヴァランにも刺激を与えることができるはずで、ミリトンが2人をどこまで追い詰められるかも今季の注目ポイントだ。
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