エジルら“純粋なトップ下”は時代に合わないのか 「絶滅はしてないけど……」

アーセナルのエジル photo/Getty Images

同じレフティーが語る

ピッチの中央から創造性溢れるパスで攻撃陣を巧みに操り、観衆を魅了してきた「トップ下」の選手たちはサッカー界の花形的存在だった。しかし、時代が進むにつれてフットボールのプレイスピードは速くなり、司令塔タイプの選手をトップ下に置かないチームも増えてきた。

アーセナルMFメスト・エジルも、そうした時代の波に呑まれた選手なのかもしれない。エジルの才能は間違いなくワールドクラスだが、現在アーセナルを指揮するウナイ・エメリはエジルをあまり重要視していない。スタメンを外れる機会も多く、より機動力のある選手を中盤に配している。

この現状について、エジルと同じレフティーのマンチェスター・ユナイテッドMFファン・マタは時代の変化だと語る。英『Daily Mirror』によると、マタは純粋な10番タイプの選手が絶滅しつつあると嘆いており、似たタイプのマタ自身もサッカー界の変化を感じているようだ。

「こうした純粋な10番タイプは、どう言うのかな?絶滅した?恐らく絶滅はしていないけど、以前ほどは使われなくなった。以前は常に1トップ、あるいは2トップの背後に純粋な10番タイプがいたものだ。今ではシステムが変わり、ポジションも異なったものになっているけど、僕はこうしたタイプの選手が好きだし、彼らは他の選手が見ていないパスでゲームを変えられるんだ」

今でもトップ下を配するシステムを使用しているチームは存在するが、役割は変わってきている。いわゆるファンタジスタ系の選手は減少傾向にあり、身体能力の高い万能型のチームプレイヤーが好まれている。エジルとマタは特別なパスでゲームを変えられる選手だが、今の時代に100%合ったタイプの選手というわけではないのかもしれない。

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