マンUの優勝は“2022年”まで待つべし スールシャールの下で描く3年プラン

序盤から苦戦するマンU photo/Getty Images

長期的なプランで復活を

リーグ戦で思うように白星を積み重ねることができず、25日に行われたカラバオ杯でも格下ロッチデール相手にPK戦まで持ち込まれるなど、マンチェスター・ユナイテッドは今季も苦しい立ち上がりとなっている。

サポーターがこの幕開けを歓迎するはずはないが、今は我慢の時なのだろう。英『The Sun』は、マンUのエド・ウッドワードCEOは2022年まで指揮官オーレ・グンナー・スールシャールにチャンスを与える考えがあると伝えている。3年の時間をかけてチームのベースを作り、リーグタイトルや欧州カップ戦のタイトルにチャレンジするのはそれからということなのだろう。

今夏にはDFハリー・マグワイア、アーロン・ワン・ビサカ、FWダニエル・ジェイムズらの獲得に資金を投じたが、これも3年後へ向けたベース作りの一環なのだ。同メディアは今後も移籍市場でクラブ側がスールシャールをサポートしていくと伝えており、長期的な視点から補強へ動いていく考えだ。
クラブ公式によると、ウッドワードCEOも長期的なプランを立てていることをアピールしている。今夏にはロメル・ルカクやアレクシス・サンチェスを手放す決断も下したが、そのおかげでマーカス・ラッシュフォードが主役となり、若いメイソン・グリーンウッドにも出番が回ってきている。彼らを手放し、この3年間で若手をトップレベルへと育成する明確なプランがあるならば納得できるのではないか。

「若手主体の攻撃的なフットボールこそ、クラブも監督もスタッフも正しい道だと思っている。長期的にチームを作っていくのが正しいやり方であり、我々はクラブの未来が明るいと信じている」

ウッドワードCEOはこのように語っており、成果はそんなに早く表れないと理解している。今季の目標はあくまでトップ4入りだが、それすら達成できない可能性も考えられる。それでもクラブには確信している強化プランがあり、2022年にリーグタイトルを再び狙える状態へと仕上げようと動いている。

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