今年3月、ドイツ代表で大きな変化が起きた。代表を指揮するヨアヒム・レーヴがバイエルンでプレイしていたトーマス・ミュラー、ジェローム・ボアテング、マッツ・フンメルスの3人を実質的な構想外としたのだ。
3人は2014ブラジルワールドカップ制覇に貢献した重要人物たちだが、衰えたとの意見も目立っていた。特にセンターバックのボアテングとフンメルスには厳しい視線が向けられ、このレーヴの選択を支持する声もあった。
しかし、今夏ドルトムント復帰を選んだフンメルスは状況が変わってきている。フンメルスは早くもドルトムントの最終ラインを統率する存在となり、評価も上がってきている。米『ESPN』によると、ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDもフンメルスのドイツ代表復帰は可能だと主張する。ツォルクSDの中ではフンメルスこそドイツ最高のセンターバックとの認識なのだ。
「彼を獲得する少し前にも、彼が再び代表でプレイできると私は言った。私にとってフンメルスはドイツ最高のセンターバックなんだ。シーズンの前にも言ったし、今も言う。おそらく2020年もそう言うだろう。ただ、代表監督が電話するべきだね。ボールは向こうのコートにあって、こちらにはないよ」
フンメルスはまだ30歳で、年齢的には代表でも戦えるはずだ。ドルトムントでハイパフォーマンスが続けば、レーヴも無視はできないか。
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