今夏に新たなウイングの補強を求めているバイエルンは、マンチェスター・シティのレロイ・サネをメインターゲットの1人としてきた。サネはシャルケでプレイしていた経験からブンデスリーガの環境を理解しており、しかもドイツ代表選手だ。バイエルンにとっては理想的な選手だったに違いない。
しかし、サネは今月4日に行われたリヴァプールとのコミュニティ・シールドで負傷してしまい、半年ほど離脱することになった。バイエルンは急遽ターゲットを変更することになり、最終的にはインテルからイヴァン・ペリシッチをレンタルで獲得する流れとなった。
ペリシッチはクロアチア代表のアタッカーで、左右両足を遜色なく使いこなすプレイヤーだ。ブンデスリーガでのプレイ経験もあるのだが、この補強に鋭い反応を示したのがマンCサポーターだ。ペリシッチも実力ある選手だが、サネよりは劣ると評価。バイエルンの補強は失敗との声も挙がっているのだ。
英『Manchester Evening News』によるとマンCサポーターからは、「サネからペリシッチへ、グレードダウンだ」、「バイエルンサポーターはサネを獲得すると考えていただろうが、結局はペリシッチだ」、「明らかなパニックバイだ」との声が挙がっているという。
ペリシッチも相当の実力者ではあるものの、縦への爆発的なスピードや今後の成長を考えるとサネの方が評価は高くなるだろう。バイエルンはまだサネにチャレンジする考えも持っているようだが、サネはまず怪我から復帰するところからスタートしなければならない。その代わりとしてペリシッチを獲得したわけだが、ペリシッチはサネ以上のインパクトを残せるだろうか。
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