U-17イングランド代表の主将
今夏にDFヴァンサン・コンパニが母国ベルギーのアンデルレヒトへ向かったこともあり、マンチェスター・シティは代わりとなるセンターバック獲得へ動くと考えられていた。そのターゲット候補の1人に挙がっていたのが、レスター・シティDFハリー・マグワイアだ。
イングランド代表の一員として昨年のロシアワールドカップも戦っているマグワイアは、コンパニと同じくフィジカルバトルに強みを持つセンターバックだ。後釜としては最適とも言える選手だが、現在マグワイアはマンチェスター・ユナイテッド行きへ近づいていると言われている。
マンCにとっては惜しい話かもしれないが、英『Manchester Evening News』はすでにマンCがマグワイア系のセンターバックを抱えていると主張する。その選手とは、17歳のテイラー・ハーウッド・ベリスだ。まだ若すぎるが、同メディアはハーウッド・ベリスにマグワイアと似た素質があると評価している。
ハーウッド・ベリスは17歳ながらU-23のカテゴリーでのプレイも経験しており、16歳の時点でUEFAユースリーグで得点まで決めている。U-17イングランド代表では主将も任されており、同メディアも生まれながらのリーダーと紹介している。
まだ体は出来上がっていないが、ポテンシャルに疑いの余地はない。空中戦の強さも評価されているようで、数年後にはマグワイアのような存在となっている可能性もある。今後の成長に期待だ。