ここまでのコパ・アメリカ2019で印象に残っているチームといえば、コロンビア代表とウルグアイ代表ではないだろうか。コロンビアは初戦でアルゼンチン代表を2-0で撃破し、第2戦のカタール代表戦も1-0で勝利。今大会で最も安定したチームと言えよう。
ウルグアイは初戦でエクアドル代表を4-0で粉砕しており、優勝候補に挙げるべきチームだ。相手に退場者が出たとはいえ、やはりルイス・スアレスとエディンソン・カバーニの破壊力は脅威だ。
そのウルグアイが21日にグループステージ第2戦で戦うのが、初戦のチリ代表戦を0-4で落としている日本だ。4-0で勝ったチームと0-4で負けたチームが激突するというのも、なんとも分かりやすい構図だ。
スペイン『Mundo Deportivo』は、第1戦で最も印象に残ったチーム(ウルグアイ)と最も脆い守備を見せたチーム(日本)が激突すると取り上げている。日本は東京五輪世代の若手も多く、ベストメンバーとは呼べない。第1戦の結果を見ても、格下と評価されてしまうのは仕方がないだろう。
しかし、昨年10月に日本で行われた親善試合で日本がウルグアイに4-3のスコアで勝利したことにも同メディアは触れている。もちろん親善試合と本気のコパ・アメリカを比較することはできないが、ウルグアイが100%勝つと決まったわけではない。日本にも勝利を掴む可能性はあるのだ。
同メディアはチリ戦でもキラリと光る才能を見せた久保建英、そして初戦で4失点と崩壊した守備の立て直しを期待している。ウルグアイ戦でも大敗するのは避けたいところだが、森保ジャパンはチリ戦からの変化を見せられるだろうか。
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