初戦のコロンビア代表戦を0-2で落とし、続くパラグアイ戦は1-1のドロー。コパ・アメリカ2019でもアルゼンチン代表に嫌な空気が漂ってきた。グループステージ2試合を終えた段階で勝ち点1しか獲得できていないのは、昨夏失望を味わったロシアワールドカップと同じ展開だ。
あの時は第3戦目でナイジェリアを2-1で撃破し、奇跡のグループステージ通過を果たした。今回は第3戦目でアジアからの招待国・カタールと対戦することになっているが、同じように最終戦で勝ち点3を獲得できるのだろうか。
チームは相変わらずリオネル・メッシ頼みで、メッシが違いを生み出さない限り得点機が訪れない。カタールもそこは分かっているはずで、人数をかけて潰しにくるだろう。
スペイン『MARCA』によると、かつてミランやレアル・マドリードを指揮した名将ファビオ・カペッロ氏はメッシのいるアルゼンチン代表よりも、ディエゴ・マラドーナがいた時のアルゼンチンの方が強いと改めて語っている。
「人々は2人について話をするが、マラドーナのアルゼンチン代表はメッシのチームより強くてクオリティがあった。メッシのチームは前線こそ優れた選手がいるが、中盤と後方は不足している。これが大きな問題だ」
メッシは代表でタイトルを獲得できていない。常にこの部分を指摘されてきたわけだが、それは今回のコパ・アメリカでも変わらないのか。早くもメッシ擁するアルゼンチンは窮地に追い込まれた。
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