レアルなら覚醒できる! ”新9番”候補に鬼軍曹が太鼓判「より決定的に」

フランクフルトでブレイクしたヨビッチ photo/Getty Images

得点量産も可能

今季のブンデスリーガで大ブレイクしたのが、長谷部誠も所属するフランクフルトのFWルカ・ヨビッチだ。一時はブンデスリーガ得点王獲得も可能ではないかと言われるなど、左右両足に加えてヘディングでもネットを揺らせる抜群の嗅覚を持つ点取り屋だ。今季はワールドクラスの点取り屋への一歩を踏み出したようなシーズンとなったが、21歳と若いヨビッチはどこまで成長するのか。

すでにレアル・マドリード行きで合意に達したとされており、来季からは活躍の場をビッグクラブに移すことになる。当然フランクフルトとは環境が変わり、世界からの注目度も増す。レアルでの起用法がどうなるかは分からないが、今のシステムを継続して使用する場合はカリム・ベンゼマとのポジション争いが起こる。ベンゼマを引きずり下ろしてのスタメン出場となれば、ヨビッチにかかるプレッシャーは相当なものとなる。

ヨビッチがそのプレッシャーを乗り越えられるかは気になるところだが、レアルやバルセロナ級のクラブに行くことでヨビッチの才能が完全開花するとの意見もある。『OmniSport』によると、かつてヴォルフスブルクで長谷部を指導したこともあるフェリックス・マガトはヨビッチがレアルでさらに決定力あるストライカーになるはずと太鼓判を押す。
「ヨビッチはブンデスリーガとヨーロッパリーグでシーズンを通して継続的に得点を決めてきた。私は彼のような選手はレアルやバルセロナでプレイすればゴール前でより決定的な存在になると疑っていない。チームメイトがチャンスをもたらすだろう」

今季はフランクフルトの攻撃力もかなり高いが、やはりビッグクラブとは差がある。今季はレアルのベンゼマがリーグ戦で20得点超えを果たしたが、ヨビッチが覚醒すればシーズンに30得点は目指せるかもしれない。

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