闘将ロイ・キーンがポグバを斬る! 「ユナイテッドにとって大きな問題」

キーン氏に守備の怠慢を指摘されたポグバ photo/Getty Images

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レジェンドは守備に戻れと主張

プレミアリーグ第35節でエヴァートンに0-4と屈辱的な敗北を喫した後、続く第36節のダービーマッチも0-2で落としてしまったマンチェスター・ユナイテッド。今季途中から就任したオーレ・グンナー・スールシャール監督の下で破竹の快進撃を続けていた時期もあったが、その勢いには陰りが見え始めている。そんなマンUの中盤を支えるキープレイヤーのMFポール・ポグバに対して同クラブのOBが苦言を呈した。

その人物とはかつてマンUで主将を務め、当時のアレックス・ファーガソン監督から「指導してきた中で最高の選手」と称されたロイ・キーン氏だ。『Sport Bild』によると、キーン氏はエヴァートン戦後にポグバが述べた大敗を反省する旨のコメントは信頼するに値しないと主張している。

「私は彼の言ったことを信じていない! その背景には何もないよ。ポグバ自身でさえ彼の言ったことを信じていないと私は思うね。彼は才能のある選手だが、我々はいつも同じことを言っているよ。彼は試合中守備のために走らないことが多すぎるんだ。良きチームメイトになりたいのなら、守備に戻らないといけないよ。優秀な選手はチームを改善し、チームメイトのパフォーマンスも向上させる。彼は違うね。自分のためにプレイしている。ポグバはユナイテッドにとって大きな問題だ」
ここまではっきりとした批判は現役時代「闘将」とも称されたキーン氏らしさが表れている。かつてのマンUで強いキャプテンシーを発揮した同氏は、守備をおろそかにするポグバに我慢ならなかったようだ。

先日は「レアルは憧れ」というコメントも飛び出し、心ここにあらずといった様子のポグバ。先走る気持ちを抑えられていない彼だが、レジェンドはまず守備に走ってほしいと願っている。

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