C・ロナウドが明かすドイツW杯の真実 振り返る”ルーニー退場事件”

最後のPKを決めたC・ロナウド photo/Getty Images

物議かもしたウインクも……

ウェイン・ルーニーとクリスティアーノ・ロナウドといえばマンチェスター・ユナイテッドで数々のタイトルを獲得した盟友だが、2006年に関係が疑問視される事件があった。2006ドイツワールドカップでロナウドがルーニーを退場に追い込んだのではないかと話題を呼んだ例の事件だ。

問題となったのは準々決勝のイングランド代表VSポルトガル代表の一戦で、ルーニーはこの試合でリカルド・カルバーリョの股間付近を踏みつけてしまったことで一発退場の処分を受けている。この際ロナウドが主審に詰め寄り、ルーニーがカルバーリョを蹴ったと猛アピールしたのだ。さらにルーニーが退場となったあとにはカメラがロナウドのウインクする姿を捉えており、ロナウドが意図的にルーニーを退場させようとしたのではと話題を呼んだ。

結局試合はPK戦までもつれ、ポルトガルが勝利。しかもポルトガルの勝利を決めた最後のキッカーはロナウドだった。当時スティーブン・ジェラードやデイビッド・ベッカムらを抱えて黄金世代と言われていたイングランド代表にとって、これほど最悪な終わりもなかっただろう。サポーターもロナウドに怒りを募らせたはずだ。

しかし英『Daily Mail』によると、ロナウド自身はメディアが過剰に報道したことに戸惑ったようだ。ロナウドが当時マンチェスターに帰ることを怖がっていたというのは有名な話だが、今回ロナウドは当時の心境を改めて振り返っている。

「当時メディアは存在しない大きなドラマを作ったんだ。だからイングランドに戻ってきた時は怖かった。ルーニーではなく、イングランドのサポーターがね。僕がウインクした時にメディアはストーリーを作ったけど、あれはルーニーについてではない。マンチェスターに戻ったら全てのスタジアムでブーイングされるだろうと考えていたし、難しい時間だった」

「だけど、あれは過去だ。マンチェスターに戻ってからルーニーと話をしたよ。僕たちは今でも友人だし、彼は僕の考えを理解してくれた。彼はどんな時も助けてくれたし、こう言ったんだ。クリスティアーノ、あれは過去だ。今の話をしようじゃないか。一緒にトロフィーを勝ち取ろうとね」

その後ロナウドはマンUでプレミアリーグやチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げ、伝説を築いた。ワールドカップ後は関係が疑問視されたこともあったが、内情は違っていたようだ。

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