W杯史上最も“不運”な大会!? オウンゴール数が過去最多に

痛恨のオウンゴールをしてしまったアルバレス。GKもボールを見送ることしかできなかった photo/Getty Images

グループリーグ終了時点で「9」

現在開催中のロシアW杯は、W杯史上最も“不運”な大会となってしまっているようだ。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入により、PKの多さが目立つ(現在最多記録を更新中)今大会だが、1つの大会で生まれたオウンゴール数も過去最多となっている。

大会2日目となる15日に行われたモロッコ対イラン戦の決勝点から始まった今大会のオウンゴールラッシュ。27日のメキシコ対スウェーデン戦で、メキシコ代表DFエドソン・アルバレスのクリアミスが自身の軸足に当たり、今大会7つ目のオウンゴールを記録した。このオウンゴールで新記録を樹立すると、同日に行われたスイス対コスタリカ戦でもオウンゴールが。コスタリカのPKがクロスバーに当たり、跳ね返ったボールがスイス代表GKヤン・ゾマーの後頭部に直撃し、ゴールネットに吸い込まれたのだ。今大会で最も不運なオウンゴールと言っても過言ではないだろう。

また、28日にもパナマ対チュニジア戦でオウンゴールは生まれており、グループリーグ終了時点で記録を「9」まで更新している。はたして、オウンゴールの数はいくつまで増えるのだろうか。

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