日本も要注意! ロシアW杯で大ブレイクするかもしれない期待の”ニューフェイス10名”

セネガル代表のコナテ photo/Getty Images

日本と同じグループのチームからも選出

いよいよロシアワールドカップが迫ってきた。アルゼンチンのリオネル・メッシ、ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド、ブラジルのネイマールら世界の誰もが名前を知るスーパースターに注目するのもいいが、今大会で大ブレイクするかもしれない若き代表選手たちにも目を向けてはどうだろうか。英『FourFourTwo』が今大会で注目すべきNewスター候補10選手をリストアップしている。

1.ルーカス・トレイラ(ウルグアイ代表/MF/22歳)

サンプドリアで主力として活躍するトレイラはウルグアイサッカー界の新たなリーダー候補だ。168㎝と小柄な選手だが、正確なキックを武器に中盤からゲームをコントロールできる。ペスカーラ所属時代には同クラブ出身選手であるマルコ・ヴェッラッティと比較されたこともある逸材だ。
2.ロマン・ゾブニン(ロシア代表/MF/24歳)

ホスト国ながら親善試合で結果が出ていないロシアにサポーターは落胆していることだろう。しかし有望な選手がいないわけではない。中盤でプレイするスパルタク・モスクワ所属のゾブニンは今大会のブレイクが期待される選手の1人だ。同メディアはゾブニンが自身の実力を証明する絶好の機会を迎えたと期待している。

3.アリレザ・ジャハンバクシュ(イラン代表/FW/24歳)

4年前はブラジルW杯を戦うイラン代表の最年少メンバーだったジャハンバクシュも今ではすっかり主力だ。今季オランダのAZでエールディヴィジ得点王を獲得しており、1勝もできないのではと不安視されるアジア勢の中で大きな期待を集めている。

4.ピオトール・ジエリンスキ(ポーランド代表/MF/24歳)

日本代表としてはあまり嬉しくない話だが、同じグループHに所属するポーランドにも期待の選手がいる。近年のポーランドはグジェゴジ・クリホヴィアクなどが中盤のリーダーだったが、同メディアはナポリで活躍するジエリンスキこそ今大会のポーランドの中盤をまとめるリーダーになるのではと見ている。

5.セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ(セルビア代表/MF/23歳)

190㎝を超えるサイズを誇りながら足下も柔らかく、今夏にビッグクラブが争奪戦を展開するであろうラツィオ所属の逸材だ。パワー、ゲームメイクなど同メディアも大きな期待をかけており、同じ中盤にいるマンチェスター・ユナイテッドMFネマニャ・マティッチとともにサイズを活かして躍進を狙う。

6.ムサ・コナテ(セネガル代表/FW/25歳)

またまた日本に嬉しくない話だ。今季からリーグ・アンに昇格してきたアミアンでプレイするコナテは、リーグ戦で13得点を記録して残留に大きく貢献した。25歳ながらイスラエルのマッカビ・テルアビブ、ロシアのクラスノダール、イタリアのジェノア、スイスのシオンと数多くのクラブを渡り歩いてきた若きFWは今夏ロシアの地でサディオ・マネとのコンビから相手ゴールを急襲すると期待されている。日本は要警戒だ。

7.ハキム・ツィエク(モロッコ代表/MF/25歳)

オランダの名門アヤックスに所属するツィエクは今季9得点17アシストを記録。実はツィエクはオランダ出身の選手で、世代別の代表に選ばれていたのだ。しかしA代表はモロッコを選択し、そして今夏W杯の舞台に立つ。同メディアはモロッコがチャンスメイクの多くを彼に依存することになるのではないかと見ている。

8.ピオネ・シスト(デンマーク代表/FW/23歳)

リーガ・エスパニョーラのセルタでプレイする快速アタッカーは、デンマークの攻撃に推進力を加える貴重な存在だ。大舞台に強いのも特徴的で、母国のミッティランに所属していた2015-16シーズンにはヨーロッパリーグでマンチェスター・ユナイテッド相手に2試合連続得点を記録。セルタに移籍した今季もバルセロナ戦で得点を挙げている。

9.ヴィクトル・クラエソン(スウェーデン代表/MF/26歳)

スウェーデンにはスーパースター的存在はいないが、組織力と粘りを武器にプレーオフでイタリア代表を撃破してワールドカップ出場を決めてきた。その中で攻撃的MFとしてプレイするクラエセンは重要な存在と見られている。何よりクラエソンはロシアのクラスノダールでプレイしており、今季も10得点8アシストを記録。ロシアの環境を知る数少ない選手として期待できる。

10.ミゲル・トラウコ(ペルー代表/DF/25歳)

ペルー代表といえばドーピング問題で出場停止処分を受けるFWパオロ・ゲレーロばかりに話題が集まるが、同メディアはブラジルのフラメンゴでプレイする攻撃型左サイドバックのトラウコにスポットを当てている。トラウコは2年前のコパ・アメリカでブラジル代表を1‐0で撃破した時も左サイドバックでフル出場し、勝利に大きく貢献している。まだペルー国内でプレイしていた際にはシーズン10アシストを記録したこともあり、同選手の攻め上がりは1つの武器となるだろう。


彼らがロシアの地で躍動すればサッカーファンが期待するサプライズが起こる可能性もある。また、大会後に欧州トップクラブに引き抜かれる者も出てくるだろう。こうしたニューフェイスにも注目だ。

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