いよいよ迫ってきたロシアワールドカップ。それぞれ楽しみにしているカードがあるだろうが、英『FourFourTwo』がグループステージで見るべき試合をリストアップしている。
1.ウルグアイVSエジプト(グループA)
ワールドカップの開幕戦はホスト国ロシアとサウジアラビアだ。しかし、このカードはあまり盛り上がりそうにない。同メディアはウルグアイとエジプトの対決こそがロシアワールドカップのスタートになると伝えており、モハメド・サラーやルイス・スアレスら真のワールドクラスの対決がここから幕を開ける。
2.ポルトガルVSスペイン(グループB)
グループBで最も興味深いカードがこれだ。2010年大会の王者とEURO2016王者が顔を合わせることになる。前述したエジプトとウルグアイのカードも注目だが、ロシアワールドカップ最初の超ビッグマッチがこのカードと言えるだろう。
3.アルゼンチンVSアイスランド(グループD)
まさに攻撃VS守備の戦いだ。アルゼンチンは南米世選で苦戦したが、リオネル・メッシを中心に攻撃陣は豪華だ。それに対してアイスランドは選手構成こそ地味だが、守備は抜群の安定感を誇る。同メディアは何かが起こるかもしれないカードと伝えており、グループDの初戦で特大のサプライズが起こるかもしれない。
4.ドイツVSスウェーデン(グループF)
前回大会王者のドイツと、欧州予選プレーオフでイタリアを撃破して出場を決めたスウェーデンの対決だ。スウェーデンはなかなかにクセ者で、2012年の欧州予選で両国が激突した際にはスウェーデンが4点のビハインドを追いつくミラクルも見せた。アイスランド同様、ドイツ相手に何かを起こしてくれるのではと期待してのリストアップだ。
5.セネガルVSコロンビア(グループH)
日本が入っているグループHからも注目カードが選ばれている。同メディアはこのグループには圧倒的な強者が存在せず、日本、ポーランド、セネガル、コロンビアのどこがベスト16に勝ち上がっても不思議はないと分析している。しかし、残念ながら日本が最下位で終わる可能性が高く、グループH最終戦となるセネガルとコロンビアの対決はベスト16行きをかけた直接対決になるのではと見ている。
6.ベルギーVSイングランド(グループG)
二強二弱。グループGの印象はそんなところか。イングランドとベルギーが二強、チュニジアとパナマが二弱だ。このイングランドとベルギーの対決はグループ最終戦のため、両国が問題なくパナマとチュニジアを撃破していれば消化試合となる。しかし、同メディアはイングランドがチュニジアとパナマ相手に躓く可能性も考えられ、そうなればベルギー戦はグループ通過をかけたスペシャルマッチになってしまうのではと予想している。そうなれば盛り上がることは必至だろう。
ワールドカップでは全試合が注目カードだが、今回同メディアが紹介したカードはいずれも見逃し厳禁なものばかり。早く見たいと世界のサッカーファンが疼き始めている頃だろう。