真相はいかに
ユヴェントスでのプレイを経て、2016年の夏にマンチェスター・ユナイテッドに復帰したMFポール・ポグバ。鋭いドリブルや正確なパスで同クラブの攻撃を司ってきた同選手だが、直近のプレミアリーグ4試合のうち2試合で途中交代を命じられたほか、自身の起用ポジションをめぐりジョゼ・モウリーニョ監督と対立したことが各メディアで報じられるなど、芳しくない状態が続いている。
こうした状況のなか、同選手の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏が一連の報道について言及。現時点で同選手から移籍の相談を受けていないことを公表したうえで、かねてより囁かれている同選手の“レアル・マドリード移籍説”について私見を述べた。英『TRIBAL FOOTBALL』や英『METRO』が伝えている。
「顧客にとって何か悪いことが起これば、より良い解決策を模索する。それが代理人の仕事さ。ただ、今の段階でポール(・ポグバ)からは何も相談を受けていないし、タイトルを勝ち取るまではマンチェスター・ユナイテッドを離れることはないだろう。(一部のメディアで報じられている)モウリーニョ監督との対立も、それほど大げさなものではないと思う。ただ、移籍市場で真実がそのまま報じられることは決してないんだ。このような移籍の噂について、あり得ない(単なる噂話で終わる)とは言い切れないよ」
選手、クラブ、代理人の様々な思惑が交錯している近年の移籍市場。ライオラ氏の「あり得ないとは言い切れない」というコメントがポグバの移籍を示すものなのかは定かではないが、一連の騒動に終止符が打たれるのはまだまだ先のようだ。