ミラン、ガットゥーゾ監督のもとで覚醒! 期待の若手FW「真のチームになった」

先制ゴールを決めたクトローネ(左)とゴールを祝福するリカルド・ロドリゲス(右)photo/Getty Images

勢いが止まらないミラン、敵地でローマ喰らう

25日にセリエA第26節が行われ、ローマがACミランをホームのスタディオ・オリンピコへ迎え入れた。

試合は、両チームともになかなかゴールを奪うことができず、前半をスコアレスで折り返した。しかし後半に入ると、キックオフ直後の48分に均衡が破られる。スソの絶妙な右アーリークロスに、DFとGKの間に走りこんだパトリック・クトローネが合わせ、ミランが先制に成功。さらに74分、ニコラ・カリニッチとのワンツーでDFの裏へ抜け出したダビデ・カラブリアがGKと1対1になり、落ち着いてゴールに流し込み勝負あり。後半に2点を奪ったミランが2-0でローマを撃破し、リーグ戦3連勝を飾っている。

試合後、伊『MEDIASET PREMIUM』のインタビューに応じたミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は「ハードな戦いだった。前半はたくさん苦しい場面もあった。だが我々は後半、異なるパスラインを探して、(前半とは)違うサッカーにトライしようとした。ローマは非常に素晴らしいチームだし、本当に今日の試合は苦しかったよ。クオリティに差があったとは思わないが、我々のチームは常に決意とチームワークがあった」とローマ戦を振り返った。
この一戦で値千金の先制ゴールを決めた期待の若手FWクトローネも「ミランは真のチームになった」と述べつつ「僕たちは今、すごく団結しているんだ。チーム全員で勝利を手繰り寄せ、素晴らしいチームであることを証明している。監督がチームをしっかりケアしてくれているし、彼の元で本当に素晴らしいチームになったと思う」と明かしている。

はたして、上昇気流に乗ったミランのこの勢いはいつまで続くのか。同クラブは次節(3月4日)、インテルとのミラノダービーを控えている。

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