マテュイディ、カリアリ戦で人種差別の被害に「弱い人々は憎しみで威圧しようとする」

人種差別の被害にあったマテュイディ photo/Getty Images

SNSで人種差別を受けたことを告白

ユヴェントスは6日、セリエA第20節でカリアリとアウェイで対戦。フェデリコ・ベルナルデスキのゴールでスコアを1-0とし、リーグ戦で4連勝を飾った。

この一戦でスタメンに名を連ね、フル出場を果たしたフランス代表MFブレイズ・マテュイディが、試合後に自身の公式Facebookを更新すると、カリアリ戦で敵サポーターから人種差別を受けたことを告白。フランス語、イタリア語、英語の3つの言語で「僕は今日の試合で人種差別を経験した。弱い人々は憎しみで威圧しようとする。僕は悪い例の彼らを憎んだりはしないし、気の毒にさえ思うよ。フットボールは平等、情熱、インスピレーションを広める手段だからね。だから僕もここにいる」と綴り、最後に「平和」というハッシュタグをつけて投稿している。

カリアリは昨季終盤に行われたペスカーラ戦でも、一部のサポーターが元ガーナ代表DFサリー・ムンタリに対して人種差別的なチャントを行い、心無い行動が問題視されていた。

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