グリーズマンよりも大事なクラブの象徴 アトレティコCEO「シメオネを失うことの方が大きな打撃だよ」

アトレティコを率いるシメオネ photo/Getty Images

シメオネの残留がクラブの全て

アトレティコ・マドリードFWアントワーヌ・グリーズマンは近年のチームを引っ張ってきた存在で、グリーズマンの活躍なしにチャンピオンズリーグ決勝進出などは実現しなかっただろう。そのグリーズマンには現在バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドといったクラブが興味を示しており、移籍の時は近いと見られている。

グリーズマンが退団となればアトレティコにとって大きな痛手だが、クラブのヒル・マリンCEOはグリーズマンら選手の退団よりも指揮官ディエゴ・シメオネがクラブに残ってくれることの方が重要だとの認識を示している。スペイン『Onda Cero』によると、同CEOはチームのプレイスタイルなどシメオネの影響力は大きいと考えており、指揮官以上に重要な選手などいないとの考えだ。

「間違いなく、クラブにとってグリーズマンよりシメオネを失うことの方が大きな打撃だよ。シメオネの仕事、プレイスタイルなどはクラブの象徴だ」
シメオネは2020年までクラブとの契約を結んでおり、アトレティコ側は出来る限り長く指揮を執ってほしいと願っている。シメオネには現役時代に活躍したセリエAのチームを指揮する案もあるようだが、アトレティコとシメオネの関係はいつまで続くのか。シメオネのスタイルでバルセロナやレアル・マドリードと互角に渡り合ってきたことを考えると、グリーズマンよりシメオネを失った時の方が大変なことになるのだろう。

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