現在ポーランドで開催されているU-21欧州選手権では、イタリアやスペインなどA代表メンバーと言われてもおかしくないほど豪華な陣容を揃えるチームもある。この両チームは準決勝で激突することになっており、世代別の試合でありながら大きな注目を集めている。
その準決勝を前に英『Squawka』はここまでの試合から今大会のベストイレブンを作成しているが、これを見てもスペインの豪華さが分かってくる。11人中5人がスペイン代表の選手で構成されているのだ。
まずはGKにアスレティック・ビルバオで活躍するスペイン代表のケパ・アリサバラガ、サイドバックは右にイタリア代表のアンドレア・コンティ(アタランタ)、左はスペイン代表のホセ・ガヤ(バレンシア)、センターバックの2人はこちらもベスト4に残っているイングランド代表のアルフィー・モーソン(スウォンジー)、残念ながら敗退が決まっているが、インテルが注目しているスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(サンプドリア)と実力者が並ぶ。
中盤は3人で、アンカーにスペイン代表のマルコス・ジョレンテ(レアル・マドリード)、インサイドハーフに同じくスペイン代表のサウール・ニゲス(アトレティコ・マドリード)、マケドニア代表のエニス・バルディ(ウーイペシュト)だ。
前線は右にスペイン代表のマルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)、左にアセンシオと並ぶ3ゴールを決めて得点ランキング1位のポルトガル代表ブルマ(ライプツィヒ)、同じポルトガル代表のダニエル・ポデンセ(スポルティング・リスボン)が選ばれている。
また、同メディアはブルーマに次ぐ左ウイングの有力選手としてスペイン代表のジェラール・デウロフェウを挙げており、スペイン代表から複数の選手がベストイレブンに選出されている。彼らは今後A代表でも主力になっていくはずで、スペインの未来は明るいと言えそうだ。