ミルナーがクロップのスタイルに苦言? 「走る量を減らすべき」

よりポゼッションする時間を作るべきと主張

ユルゲン・クロップの下で徐々に順位を上げていたリヴァプールは、6日のニューカッスル戦で0-2と敗れてしまった。まだまだチームが完成したわけではなく、不安定な面も多い。この敗戦をリヴァプールサポーターはどう感じているのだろうか。

クロップが推し進める強烈なプレスでマンチェスター・シティを圧倒した姿を見ているサポーターからすれば、ニューカッスル戦でも同様に相手を圧倒するハードなサッカーができればと考えた人も多いのではないか。しかし、選手の中には走り続けることが間違いだと考えている選手も存在する。

英紙『デイリー・メール』によると、今季からリヴァプールに加入したMFジェームズ・ミルナーは成功を掴むために走る量を減らすべきだと主張している。
「もし僕たちがボールを素早く奪い、それをキープできる時間を作れれば走る量は減るよね。それが正しいやり方だよ。僕は常に素早く、そしてハードに90分間プレイしている。だけど、チームとして連動しないといけないんだ。プレスにいくときなのか、落ち着くべきなのかをね」

現在のリヴァプールは走行距離に注目が集まっているが、ミルナーは無駄に走っている部分も多いと感じている。チームとして連動して走行距離を落とすことで、次にプレスをかけるときの強度が増すとの考えだ。その方がスタミナも持続し、シーズン終盤のガス欠も起こりにくくなる。

もっと走るのではなく、もっとゲームをコントロールすること。これがニューカッスル戦のような取りこぼしを減らす条件であり、チームがさらに上へ行くためのカギとなる。

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