パルマー、ベリンガム、フォーデンよりもM・ロジャースの方が“イングランド代表トップ下1番手”に近い? 「勢いはロジャースに傾いている」

アストン・ヴィラで活躍するロジャース photo/Getty Images

2026W杯でもキーマンになる可能性

現在のイングランド代表は世界トップクラスのタレント集団であり、特に2列目はタレントで溢れている。代表監督トーマス・トゥヘルも2026W杯へ悩んでいるに違いない。

注目を集めるポジションの1つがトップ下だ。この位置にはレアル・マドリードMFジュード・ベリンガム、マンチェスター・シティMFフィル・フォーデン、チェルシーMFコール・パルマーといったタレントが揃うが、今のプレミアリーグで評価を伸ばしているのがアストン・ヴィラMFモーガン・ロジャースだ。

トゥヘルもロジャースのことを高く評価しており、就任以降ロジャースにチャンスを与えてきた。好調のアストン・ヴィラでも攻撃のキーマンとなっており、ここぞの場面で結果を出している。

前節アストン・ヴィラはパルマーのいるチェルシーと対戦したが、チームを勝利に導いたのはロジャースの方だった。パルマーは昨季プレミアリーグで15ゴール8アシストを記録するなど大活躍だったが、今季は鼠蹊部のトラブルが続いている。いつ再発するか分からない恐怖もあり、まだ万全でないのは明らかだ。

まだ2026W杯までは5ヶ月ほどあるが、情報サイト『Transfermarkt』はイングランドのトップ下争いについて「シーズン後半戦へ勢いはロジャースに傾いている。10番の位置を争う戦いではロジャースが優位だ」と伝えていて、現段階ではベリンガムやフォーデンよりもロジャースの方が2列目で信頼できるピースと言えるか。

ロジャースは攻守両面でファイトできるフィジカルの強さがあり、ボールを運ぶ術にも長けている。ミドルシュートも強烈で、W杯で2列目の中心選手となるかもしれない。



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