ルカクが不在なのに、なぜ自分をベルギー代表に呼ばない? アメリカ・MLSで“100戦49ゴール”と暴れるベテランFWの思い「代表入りを主張する権利は十分にある」

DCユナイテッドでプレイするベンテケ photo/Getty Images

かつてはルカクより序列が上だった

現在ベルギー代表ではナポリFWロメル・ルカクが負傷離脱しており、絶対的エースを欠いている。その中で、なぜ自分に代表から声がかからないのかと疑問を抱いている選手がいるのだ。

アメリカ・MLSのDCユナイテッドでプレイするFWクリスティアン・ベンテケだ。

過去にイングランドのアストン・ヴィラやリヴァプール、クリスタル・パレスなどでプレイしてきたベンテケは、2010年にベルギー代表デビュー。その時点ではルカクよりも序列が上の選手だった。

しかし、現在は代表から離れている。最後の出場は2022年3月に行われた親善試合のブルキナファソ戦となっていて、もう3年間代表から遠ざかっていることになる。

34歳とベテランになっているが、ベンテケは代表引退を表明しているわけではない。今月の代表マッチウィークでもベルギー代表から声はかからなかったが、なぜ自分を呼ばないのかと疑問を呈している。

「おそらくは監督の判断と、監督が好むタイプによるものだろう。それが僕にできる唯一の説明だよ。純粋にサッカーの観点から見れば、僕が代表入りを主張する権利は十分にあるはずさ」(『HLN』より)。

ベンテケは2022年からDCユナイテッドでプレイしていて、欧州トップリーグでプレイしていないことも代表に招集されない理由かもしれない。しかしDCユナイテッドでの実績は100戦49ゴール11アシストと見事で、昨年はリオネル・メッシらを抑えてMLSの得点王にも輝いている。

ルカク不在の今ならば代表に呼んでも面白そうだが、MLSでゴールを重ねてもベンテケに声がかかることはないのだろうか。



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